ファイナリストの進路・活躍
勝又 大輔くん
コンテストの活動実績が、進路や志望大学の合格につながった
高校: | 芝浦工業大学柏中学高等学校 |
大学: | 東京学芸大学 教育学部 教育支援課程 多文化共生教育コース 卒業 |
所属: | 空輸業勤務 |
研究テーマや主に取り組んだ(取り組んでいる)活動は何ですか?
現在、中高社会科教員免許状取得に向けて学習しています。 また、専攻分野の研究のフィールドは東南アジア地域で、今後タイへ留学の予定です。 サークルでは地域の子どもたちに無償で勉強を教えています。
目指している職業または、目指している方向等は何ですか?
海外での活動や、教育に関することに取り組みたいと考えています。
この経験は、その後のご自身の学習活動や仕事にどのように活かされていますか?
今まで「人のためになることがしたい」とだけは考えていたものの、はっきりと何をすればよいのかはわかりませんでした。しかし、ThinkQuestやe-ICONに参加したことで、自分は海外と教育に興味があるということが見え、今の大学を志望校に据えた記憶があります。現在は、様々な国の文化や教育を理解するために、大学の国際交流事業や派遣留学に参加しているほか、地域調査のためのフィールドワークの手法や比較教育学などを学んでいます。
これまでの歩みを振り返り、コンテストに参加して学んだこと、得た成果は何だったでしょうか?
ひとつのことに集中して、それを最後まで掘り下げることのできる力がついたと実感しています。また、コンテンツやプレゼンの内容を真剣に考えるということはとても大変なことでしたが、そうした経験からどのようにすれば相手に伝わるかを常に意識するようになりました。さらに、e-ICONへの参加を通して、海外で発表するということへの自信がつきました。高校時代にこうした経験ができたのは、自身にとって大きな力となっています。
この経験は、その後のご自身の学習活動や仕事にどのように活かされていますか?
とにかく、いろいろなことにチャレンジしてみようとするようになりました。わからないことがあったら、なんでも見たり聞いたりして自分のものにしようとするようになったと感じます。
また、制作当時はコンテンツを作ることに集中していたため全く意識したことはなかったのですが、大学で問題解決学習について学んだとき、まさにこのコンテストがそうした学習のための素材として、有用なものであると実感しました。
そしてその学びの中に自身が巻き込まれていたことには、今になってようやく気づかせられました。今後の研究活動にも、ThinkQuestで得たことを活用していきたいと思います。
受賞作品
- 「蛇口をひねると・・・」(第15回ThinkQuest JAPAN 最優秀賞賞/文部科学大臣賞/プラチナ賞/日本オラクル特別賞 受賞)
- 第3回 e-ICON世界大会出場(日本代表)(3位入賞)