ファイナリストの進路・活躍
大島 孝子さん
本気でモノづくりをする底力(≒問題解決能力)は、TQで鍛えられた
高校: | 北海道函館中部高等学校 |
大学: | 公立はこだて未来大学 システム情報科学部(AO入試合格) |
大学院: | 公立はこだて未来大学大学院 知能情報科学領域修士課程 |
所属: | Mercari,Inc.(ソフトウエアエンジニア)勤務 |
コンテストの経験は、大学進学や今の職業やこれまでの進路にどのような影響がありましたか?
ThinkQuestに2回応募し、そこから私は”コンピュータ上でモノを作ること”が好きだということを確信しました。好きなことを大切にして進路選択をした結果、大学では情報アーキテクトを学び、エンジニアになっていました。海外版TQへ応募したことがあり、その頃から国外での活動に少しずつ興味を覚え、現在はアメリカでエンジニアとして仕事をしています。
これまでの歩みを振り返り、コンテストに参加して学んだこと、得た成果は何だったでしょうか?
本気でモノづくりをする底力(≒問題解決能力)は、TQで鍛えられたと実感しています。私の高校時代は、ThinkQuestでいかに勝つか?をベースに描かれていました。ただ作るだけではなく、どのように審査員や世の中へサプライズや感動を与えるか? それだけをずっとずっと考えていました。どんなコンテンツを集めるか・どのように魅せるか・どう分担するかなど、あの時、本気で挑んだからこそ身についたものがあると思います。
この経験は、その後のご自身の学習活動や仕事にどのように活かされていますか?
どんなことでも、やってみたい!と思ったら挑戦するようになりました。 ちょっとでも気になったモノがあったら、とりあえずコードを書いて実際に作ってみたり。 仕事においても、プライベートで応募するハッカソンにしても、世界には様々な挑戦する機会があり、勝つことも負けることも含めて、本当の本気の自分と向き合うことが出来るのは”挑戦”している瞬間だと感じています。そこで、高校時代に手に入れた”本気で挑む気持ち”を大切にしています。
受賞作品
- 口承の彼方-アイヌユーカラの世界-(ThinkQuest@JAPAN2004 最優秀賞賞/総務大臣賞/プラチナ賞/日本オラクル特別賞 受賞)
- 妖々絵巻(ThinkQuest@JAPAN2005 銀賞 受賞)