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コーチの役割

実践事例集




ThinkQuestを授業に活かすには

コーチの役割

コーチには、インターネットやコンピューターの経験は必ずしも必要ではありません。もちろん、コーチが技術アドバイザーとなる場合もありますが、生徒の方が技術に詳しい場合もあるでしょう。本コンテストのコーチの役割は、技術エキスパートとしての役割というより、むしろ作品内容に関する助言や生徒の活動を全体的にサポートする役割が大切であると言えます。

コーチは作品の制作を直接行うことできませんが、次のような役割が具体的に考えられます。

  1. 作品への助言
  2. 制作活動へのサポート
  3. 参加態度の監督


1. 作品への助言

  • テーマ選択のアドバイス
    テーマを決定するための適切な助言や発想の手助けをします。
  • 作品作りのアドバイス
    内容の展開にアドバイスを行います。方向が反れてしまう場合には軌道修正も必要です。自分たちの作品の目的や目標を再確認させ、焦点がぼけてしまうことのないように助言をします。また、教育的観点からのアドバイスも必要に応じて行います。
  • 必要な情報の提供
    作品制作に役立つ情報を提供します。参考資料以外にも作品制作に協力してもらえる人に関する情報や指針を与えます。
  • 作品全体へのアドバイス
  • 著作権に関する指導

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2. 制作活動へのサポート

  • 生徒への激励や活動指針
    生徒を励まし、参加意欲を高めます。また次にとるべき行動が何か、指針を与えることも必要です。問題に直面した時は、解決に適切な助言を与えます。
  • コミュニケーションの潤滑役
    生徒同士のコミュニケーションを見守ります。時にはディスカッションが円滑に進められるように仲介役となる場合もあります。
  • 異なる意見や考え方の尊重と共有
    異なる意見や考え方を尊重・共有しながら作業を進められるようにサポートします。
  • 個人の役割の重要性とチームワークの大切さ
    共同作品制作における個人の役割の重要性を認識させます。また、互いの役割分担を守り、メンバー同士の信頼を築きながら共同作業を行えるようサポートします。
  • 活動計画の指導やスケジュールの管理
    活動を開始する前にきちんと活動計画を立てさせ、その計画が実現可能かどうか、またその計画にそって活動がすすめられているかどうか、進捗状況を確認し適切なアドバイスを行います。
  • 活動の反省会や制作した作品の自己評価
    自分たちの活動を通して学んだことを振り返り、作品の評価を生徒自身にさせることも重要です。

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3. 参加態度の監督

  • 保護者の同意書の管理
    コーチは、生徒の本コンテスト参加にあたり、それぞれの保護者より必ず同意書 を受け取ります。この同意書は、コーチが保管し、JAPIAS事務局が求めた場合には、いつでも提出できるようにします。
  • 各自の役割分担の監督
    各々の生徒が責任をもって各自の役割を果たしているかどうかを監督します。
  • 倫理面での監督
    本コンテストのプライバシー取り扱い規定、一般的なネットワーク・エチケット、良識に反するような行為に違反していないかどうかを監督します。

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