PRESS RELEASE
1999年9月17日
報道関係者各位
ThinkQuest 日本プログラム推進委員会
教材Webページコンテスト
ThinkQuest@JAPAN '99 正式スタート
教材Webページコンテスト ThinkQuest@JAPAN '99(シンククエスト・アット・ジャパン '99・主催:ThinkQuest 日本プログラム推進委員会、委員長:石田晴久)がこの程正式にスタートしました。ThinkQuest@JAPAN は、1996年に米国でスタートした中学生・高校生のための教材Webページコンテスト ThinkQuest の日本語版です。参加者の応募区分は「中学生・高校生の部」と「大学生・社会人の部」の二つがあり、いずれも2〜3名で一つのチームを作り、約半年の間にWeb作品を制作します。制作する作品のトピックは自由ですが、他の中学生・高校生などの学習教材として利用できる内容であることが条件です。大学生・社会人の場合は、これに加えて大学生や教員を利用対象とした作品でも提出できます。応募できる部門は、「科学・数学」、「芸術・文学」、「社会科学」、「スポーツ・保健」、「学際(複数の学問分野にまたがるもの)」の5部門です。
提出された作品は、その作品の教育的な価値のみならず、作品が完成するまでいかに協力し合えたか、出来上がった作品が世界の人々からどれだけ広くアクセスされているか、見る側からも情報を送れるような、双方向性のあるWebページに工夫されているかどうか、などが評価されます。
審査の結果、それぞれの参加者区分につき、部門ごとに上位3チームに「プラチナ賞」「金賞」「銀賞」が授与されるとともに、部門を越えて最も優れた作品に「最優秀賞」が授与されます。また、受賞作品以外にも教育的な価値の高い作品は、インターネット上で教材として公開し、ライブラリーとして蓄積していく点でも画期的な教育プログラムと言えます。現在 ThinkQuest@JAPAN のライブラリーには、宇宙論についてまとめた作品等、第1回の ThinkQuest@JAPAN コンテストに提出された作品42点が収められています。
昨年、第1回の ThinkQuest@JAPAN を開催し、119チーム306名が教材Webページ制作に挑戦しました。この中にはアメリカ在住の参加者も含まれています。このように、 ThinkQuest@JAPAN は決して国内に閉じたコンテストではありません。日本国外で生活している日本人、および、日本語を学習している人々にもオープンな国際的コンテストを目指しています。
さらに、チームメンバーは必ずしも同じ学校や同じ国である必要はありません。 ThinkQuest@JAPAN では、自分が組みたい相手の興味分野、得意分野、使用できるパソコン周辺機器などの条件で相手を探すことのできるデータベース(チームメーカーデータベース)や、このコンテストへの参加に関心のある人たちの情報交換の場としてメーリングリストも用意しています。詳しくは、次のURLへアクセスをして下さい。
<http://www.thinkquest.gr.jp>
以上。(添付資料:募集要項)
お問い合わせ先
ThinkQuest 日本プログラム事務局
169-0072 東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿ビル
Tel: 03-3204-8104 Fax: 03-3202-2414
Email: sec@thinkquest.gr.jp
Web: http://www.thinkquest.gr.jp
<募集要項>
(1)名 称 : ThinkQuest@JAPAN '99
(シンククエスト・アット・ジャパン '99)(2)主 催 : ThinkQuest 日本プログラム推進委員会
(委員長:石田晴久、副委員長:村井純、高橋徹)(3)共 催 : 日本インターネット協会(IAJ) (4)後 援 : 文部省、通商産業省、郵政省(予定) (5)特別協力 : 読売新聞社 (6)協 力 : (社)日本教育工学振興会(JAPET)
(財)コンピュータ教育開発センター(CEC)
(財)こねっと・プラン協議会
メディアキッズ・コンソーシアム
(財)科学技術教育協会(FEST)
教育とコンピュータ利用研究会(ACE)
不思議ネット研究協議会(7)協 賛 : メーカー、通信関連、教育関連、出版関連の企業 (8)期 間 : 1999年9月〜2000年4月
申込締切:1999年10月31日、作品提出締切:2000年2月29日(9)参加者 :
- 中学生・高校生の部
- 日本国内外の中等教育機関(中・高等学校など)に在籍し、1999年4月1日現在、12才〜17才であること。チーム構成は、生徒2〜3名+コーチ1〜3名。チームを構成する生徒は、違う学校(違う国)の生徒でも良い。コーチは、先生、学校職員、生徒の保護者、保護者が指名した18才以上の者。
- 大学生・社会人の部
- 1999年4月1日現在、18才以上であること。2〜3名でチームを構成すること。
(10)応募作品 : 「科学・数学」「芸術・文学」「社会科学」「スポーツ・保健」「学際(複数の学問分野にまたがるもの)」のいずれかに属するトピックに基づいて制作された Webページで、小中高生の教材となるもの。大学生・社会人の部では、これに加えて大学生・教員を利用対象とした教材でもよい。 (11)使用言語 : 日本語、または、日本語を含む多言語 (12)受賞各賞 : 審査の結果、5つの部門それぞれの上位3チームに「プラチナ賞」「金賞」「銀賞」を授与。また、部門を越えて最も優れた作品に、「最優秀賞」を授与。 (13)授賞式 : 2000年4月、於 日本(予定) (14)Webサイト : < http://www.thinkquest.gr.jp>