報道関係者各位
世界平和へのメッセージをこめた平和学習のための教材「PEACE PROJECT」が
最優秀賞（中学生・高校生の部）に！
教材WebページコンテストThinkQuest@JAPAN2000（主催：ThinkQuest日本プログラム推進委員会、委員長：石田晴久）の受賞作品が決定し、本日開催の授賞式においてその発表が行われ、授賞対象となった、19チームの参加者が全国から集合し、各賞を受けました。
ThinkQuest@JAPAN2000は1996年に米国でスタートした中学生・高校生のための教材WebページコンテストThinkQuestの日本語版で、今回が第3回目となります。ThinkQuestが英語によるコンテストであるのに対して、ThinkQuest@JAPANは日本語によるコンテストです。
昨年7月より募集を始めたThinkQuest@JAPAN2000には、361チーム（915人）の応募があり、このうち、作品を提出した167チームが審査の対象となりました。制作された作品は、その作品の教育的価値、Webページとしての質、インタラクティブ性、今後の利用見込み、メンバー間でいかに協力し合えたか、という5つの観点から予備審査、一次審査、最終審査が行われました。
最終審査の結果、中学生・高校生の部では、松永剛さん（大阪学院大学高等学校3年）、畑進也（同校3年）、長戸結未（京都府立城南高等学校3年）が制作した平和学習のための作品「PEACEPROJECT」が最優秀賞に決定しました。最優秀賞の受賞者には、それぞれ賞品として最新パソコンが1台ずつ贈られました。
このチームは、ハワイの小学校教師をコーチに迎え、インターネット上でアドバイスを受けながら制作を進めてきました。作品は、世界の紛争や核兵器、難民問題などについて学習できるWeb教材にまとめ上げられており、英語版も用意されています。
また、株式会社インプレスよりデザイン、ナビゲーションに優れた作品として北海道函館中部高等学校の３名が制作した「地震被害0をめざして」に対し、特別賞「インプレス賞」が贈られ、副賞としてPDA1台ずつが手渡されました。なお、受賞各賞につきましては添付資料をご覧下さい。
ThinkQuestは、まさに「考えることへの探求」です。自分が興味を持っている分野について調べ、考え、まとめあげるプロセスそのものが、貴重な学習体験と言えます。また、地理的に離れたチームメートがインターネットを介して協力し合い、作品を制作することは、インターネットを取り入れた学習を教育現場に導入しようとしている今日の教育界において、単なるコンテストの枠を越えた非常に有効な教育プログラムの提供になるものと考えています。
今後、ThinkQuest日本プログラム推進委員会では、引き続き「ThinkQuest（米国ThinkQuest,Inc.主催）への日本からの参加支援・促進」と「ThinkQuest@JAPANの開催・運営」を2つの柱として、学校におけるインターネット活用の促進を図っていきたいと考えております。
（資料）
ThinkQuest@JAPAN 2000 受賞チーム一覧
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* 該当作品のなかった部門および、賞についての記載はありません。
** 受賞者の所属および学年は制作時（2000年度）現在のものです。
お問い合わせ先
ThinkQuest 日本プログラム事務局
169-0072 東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿ビル
Tel: 03-3204-8104 Fax: 03-3202-2414
Email:sec@thinkquest.gr.jp
Web:http://www.thinkquest.gr.jp
※ルール違反に伴い2002年7月失格。
このプレスリリースは2000年6月23日付けにて発行されたものですが、発行後、作品の一部に ThinkQuest@JAPAN2000ルールに違反する箇所が発見され、 失格が適用されました。2002年7月15日にその旨を加え、内容を変更しております。