1999年7月21日
各位
このメールは、広く日本国内の教育関係者、並びに、世界各国にいる日本人および日本語を学んでいる方々に呼びかけるものです。転載自由ですので、ご関心のある方々にお回し頂ければ幸いです。
ThinkQuest日本プログラム事務局
教材Webページ 制作コンテスト
ThinkQuest@JAPAN '99
(シンククエスト・アット・ジャパン’99)
【中学生・高校生の部】【大学生・社会人の部】
参 加 チ ー ム 募 集 の お 知 ら せ
☆ 米国で始まった ThinkQuest の日本語版コンテストです ☆
☆ 応募作品は、学校で使える教材ライブラリーとして公開されます ☆
☆ 生徒自身が教材を作ることを通じて、より深く学ぶことができます ☆
☆ 学校の先生は「コーチ」としても「参加者」としても参加可能です ☆
☆ 生徒も先生も Internet Style of Learning が体験できます ☆
■ ThinkQuest@JAPAN '99に参加しよう!
1996年、米国で ThinkQuest(シンククエスト)と呼ばれる教材Webページ(ホームページ)制作のコンテストが始まりました(主催:Advanced Network and Services)。このコンテストは、中学生・高校生が、2〜3名で一つのチームを組み、半年〜1年かけて Webページを制作し競い合うというものです。制作する作品のトピックは自由ですが、世界中で教材として活用される内容であることが条件となります。提出された成果は、インターネット上で教材として公開され、ライブラリーとして蓄積されていくという仕組みになっています。
ThinkQuest@JAPAN(シンククエスト・アット・ジャパン)は、この ThinkQuest の日本語版と言えるものです。ThinkQuest では、英語による Web作品がコンテストの対象になりますが、ThinkQuest@JAPAN では、日本語によるWeb作品をコンテストの対象にしています。また、参加者の対象を中学生・高校生にとどめず、大学生・社会人に広げていることも大きな特徴です。
昨年、第1回の ThinkQuest@JAPAN を開催し、119チーム306名が教材Webページ制作に挑戦しました。この中にはアメリカ在住の参加者も含まれています。このように、ThinkQuest@JAPAN は決して国内に閉じたコンテストではありません。日本国外で生活している日本人、および、日本語を学習している人々にもオープンな国際的コンテストを目指しています。
今年度第2回目を迎える ThinkQuest@JAPAN '99 には、昨年度以上に多くの方々に参加をしていただければと思っております。チームメンバーは必ずしも同じ学校や同じ国である必要はありません。ThinkQuest@JAPAN では、自分が組みたい相手の興味分野、得意分野、使用できるパソコン周辺機器などの条件で相手を探すことのできるデータベース(チームメーカーデータベース)や、このコンテストへの参加に関心のある人たちの情報交換の場としてメーリングリストも用意しています。
皆様のご応募をお待ちしております。
■ 募集要項
(1)名 称 : ThinkQuest@JAPAN '99
(シンククエスト・アット・ジャパン '99)(2)主 催 : ThinkQuest 日本プログラム推進委員会
(委員長:石田晴久、副委員長:村井純、高橋徹)(3)共 催 : 日本インターネット協会(IAJ) (4)後 援 : 文部省、通商産業省、郵政省(予定) (5)協 力 : (社)日本教育工学振興会(JAPET)
(財)コンピュータ教育開発センター(CEC)
(財)こねっと・プラン協議会
メディアキッズ・コンソーシアム
(財)科学技術教育協会(FEST)
教育とコンピュータ利用研究会(ACE)(予定)(6)協 賛 : メーカー、通信関連、教育関連、出版関連の企業 (7)期 間 : 1999年7月〜2000年4月
申込締切:1999年10月31日、作品提出締切:2000年2月29日(8)参加者 :
- 中学生・高校生の部
- 日本国内外の中等教育機関(中・高等学校など)に在籍し、1999年4月1日現在、12才〜17才であること。
- チーム構成は、生徒2〜3名+コーチ1〜3名。チームを構成する生徒は、違う学校(違う国)の生徒でも良い。コーチは、先生、学校職員、生徒の保護者、保護者が指名した18才以上の者。
- 大学生・社会人の部
- 1999年4月1 日現在、18才以上であること。2〜3名でチームを構成すること。
(9)応募作品 : 「科学・数学」「芸術・文学」「社会科学」「スポーツ・保健」「学際(複数の学問分野にまたがるもの)」のいずれかに属するトピックに基づいて制作された Webページで、小中高生の教材となるもの。大学生・社会人の部では、これに加えて大学生・教員を利用対象とした教材でもよい。 (10)使用言語 : 日本語、または、日本語を含む多言語 (11)受賞各賞 : 審査の結果、5つの部門それぞれの上位3チームに「プラチナ賞」「金賞」「銀賞」を授与。また、部門を越えて最も優れた作品に、「最優秀賞」を授与。 (12)授賞式 : 2000年4月、於 日本(予定) (13)Webサイト : < http://www.thinkquest.gr.jp>
■ 過去の作品ライブラリーをご覧下さい
ThinkQuest の全応募作品は、ルールに沿って作成されているか、教育的な価値があるかなどの確認がされた後、教材ライブラリーとしてインターネット上で公開されます。
現在 ThinkQuest のライブラリーには、株式について学ぶページ、環境に優しい街づくりをするためのページ、プログラミング言語C++を学ぶためのページ、世界のさまざまな手話を学ぶページ等々の作品1163点(ThinkQuest '96提出作品:272点、ThinkQuest '97提出作品:478点、ThinkQuest '98 提出作品:413点)が収められています。ThinkQuest に提出された教材そのものは英語をベースとしたものですが、それぞれの受賞作品につきましては、日本語で簡単な解説を付け加えております。
また ThinkQuest@JAPAN のライブラリーには、宇宙論についてまとめた作品等、第1回の ThinkQuest@JAPAN コンテストに提出された作品42点が収められています。
<http://www.thinkquest.gr.jp/lib/>
■ お問い合わせ先
ThinkQuest 日本プログラム事務局
〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿ビル7F
E-mail:sec@thinkquest.gr.jp
TEL:03-3204-8104 FAX:03-3202-2414