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情報技術(IT)の急速な発達により、社会の様々な分野において、情報化が進められている。私たち大人の世界のみならず、21世紀を担う子どもたちをとりまく教育の世界においても、その改革は急速に進められている。
文部科学省は、平成14年度4月より、小中学校において学習指導要領を改訂、「生きる力」をキーワードに、「総合的な学習の時間」という学校や地域にそのカリキュラムをも任せた新しい授業時間を設置する。これにより、日本の教育は、大きな変革を迎えることになる。
このような流れの中で、1996年に米国で始まった教材 Webページのコンテスト「 ThinkQuest(シンククエスト)」が注目されている。日本では、1998年に「ThinkQuest@JAPAN(シンククエスト アット ジャパン)」がスタート。ネットワーク時代の新しい学習法として、大きな期待が寄せられ、今年4 回目を迎える ThinkQuest@JAPAN2001 には、1,219人の中高生が参加している。
教育改革の節目にあたり、聖心女子大学教授永野和男氏と神奈川大学附属中高等学校教諭小林道夫氏が対談を行った。
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