制作者による作品紹介
教育がかつては人間を自由に、そして精神を豊かにするものであったにもかかわらず、私達現代人は教育の本来の意味を忘れつつあります。多くの人が教育に対して不信感や疑問を抱きながら生きているという現状の中で、私達は常に「教育とは何か」という極めてシンプルな問題を考えながらホームページを作りました。
サイトの中で教育史は大きなウエイトを占めています。歴史における価値観の変化をたどることによって、その時代においての社会や国家が教育にどのような影響を与えたかを知ることができます。
また、私達は文部省をはじめとした教育に関与する省を含め、複数の専門家にインタビューしました。社会とのつながりを大切にしたサイトを作成することでインターネットの冷淡さを取り除いたつもりです。
このホームページが日本の教育政策を変えることはできません。しかし、現在と過去における日本の教育を知るための情報を提供することができます。それによって多くの人が未来の教育に向けての見識を得ることができた時、はじめてこのホームページが意味のあるものとなるでしょう。
副題の Theoria とは“深く考える”という意味をもっています。このホームページが多くの方に Theoria のきっかけを与えることを期待しています。 |