制作者による作品紹介
宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』を、多角的文学視点から捉え直しました。銀河鉄道の夜は、賢治の生前に4回改変されていますが、現在ほぼ完全な形で残っている第四次稿(最終項で最もポピュラーなもの)と、第三次稿(第四次稿とは章立てが異なり、内容にも違いが見られる)の双方を、新・旧仮名遣いで載せ、中学生〜大人の学習に役立つようになっています。賢治の思想に言及し、銀河鉄道の夜のことばが暗示しているもの、作品が作られた背景を考察しています。
また、銀河鉄道の夜の中に出てくる様々なうつくしい言葉や単語を辞書としてまとめ、作品の魅力を伝えるようにしました。サイト自体も、銀河鉄道の夜の世界を人々に伝え、雰囲気を味わってもらう作りになっています。実際に銀河鉄道に乗ったようなバーチャル体験ができる頁を作り、更に銀河鉄道に関するクイズを載せ、自然に銀河鉄道の夜に親しんでもらう事ができるでしょう。授業に役立ててもらえるよう、漢字、詳しい考察を載せ、銀河鉄道の夜を親しみやすくなっています。 |