制作者による作品紹介
プラスチックは、現在の私たちの生活に欠かすことが出来ない物質です。シャープペンシルや消しゴムなどの文房具、パソコンや電気製品にも使われています。このように、私たちは用途に適したさまざまなプラスチックを利用しています。 でも、とても身近であるにもかかわらず、何が原料でどのようにして作られたか、どんな種類があってそれぞれの特徴は何かなど、あまり知りません。 そこで私たちは、自分たちがまず資料で学び、それをかみ砕いて3人の対話形式に変換した形でWeb教材にまとめることにしました。会話に少しでも臨場感を持たせるために、オリジナルの3人の顔にそれぞれ変化をつけて合計11種類の表情を作りました。顔の変化と共に3人の掛け合いをお楽しみください。 トップの絵はGIFアニメーションで光や影を動かし、サイトに動きをつけてみました。「プラスチックの種類」のパートでは、中学校時代の教科書に載っていた実験をこの機会に実際にやってみて動画にまとめました。 また、学校を飛び出して、地域のリサイクルセンターにも取材しました。残念ながら、安全性の面から途中の処理過程は公開されていませんでしたが、分別で回収されたペットボトルなどが処理される現場を見て、担当者のお話を伺うことが出来ました。 このサイトでは、小学校高学年から大人まで、プラスチックの種類、特性、用途、さらにはリサイクルまで楽しく学べ、クイズでその成果を確かめることができます。
最終審査員 渡部 昌邦 (南相馬市立石神中学校 教頭)
身近なプラスチックの性質や問題について全般的によく調べられており、シンプルな構成で分かりやすく説明し、かつ考えさせる内容になっています。 燃やす実験映像を撮影している点も評価されますが、ページ内に表示するなどの工夫で、さらに利用しやすくなると思いました。 会話形式の学習は読みやすい反面,内容が定着しにくい面があります。項目毎にまとめを記述するなどの工夫により、学習教材として活用しやすくなると思います。