制作者による作品紹介
僕たちは、自分たちが政治を知りたいという思いや多くの人に政治について知ってもらいたいという思いからこのサイトを作りました。内政面では、集団的自衛権や憲法改正についてなにがどう変わったらどんなメリット・デメリットが生じるのかまとめました。外交面では、日米・日中・日露・日韓・日朝関係について今どんな問題が起こっているのか新聞などを基にまとめました。そして、各ページに「これからについて」という項目を設け、僕たちがこれからの日本はどのようなことをしていくべきなのか考えたことを載せています。また、内政面では新聞の社説などから憲法改正などについての意見をまとめ、外交面では日本と相手国の主張をまとめることにより、サイトを見ている人が考えやすいようにし、各ジャンルのトップページの最後にある「あなたの意見」という項目で、自分の意見を文章化できるようにしました。内政面では結果を自動で反映するアンケートをつけることで自分とおなじような考えの人がどのくらい居るのかわかるようにしましました。 ページを作るうえで、サイトを見やすいようにした工夫としては、年表を表形式にすることで、外交問題などの歴史背景を理解しやすいようにしました。また、どうしても「政治」という分野は堅苦しいようなイメージを持たれがちですが、各ページのまとめとなる箇所を会話形式にすることでできるだけ親しみやすくなるようにしました。
最終審査員 石原 一彦 (岐阜聖徳学園大学 教育学部 教授)
3人のメンバーの掛け合いを導入に使い、美しい構成の写真を使いながら、難しい問題に対して多角的・多面的に意見を交えながらまとめています。難しい内容でも置き去りにしないで、読者に分かるように展開している点も好感が持てます。取り組むのが難しいテーマに果敢にチャレンジしている点、資料に偏りのないように配慮している点が評価できます。その上で自分たちの意見も述べていて、学習者にも意見を持つよう促しています。