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制作者による作品紹介
2015年6月に、選挙権の与えられる年齢を18歳に引き下げる法案が可決されました。1945年以来となる法改正でしたが、ニュースなどでは「可決された事実」ばかりが報じられていました。近い将来選挙権を手にする私たち高校生はもちろん、より多くの方々に選挙権についてしてほしいと思い、このテーマを選びました。 サイトを制作するにあたっては、ウェブサイトを用いるメリットを最大限に活用しようと考え、写真や図表を多く用いました。相手の答えに合わせた回答を表示するクイズで、復習もすることができます。特に「選挙権チェッカー」では、閲覧者の生年によって返答する仕組みを用いました。まだ選挙権を持っていない人に「あと何年で持つことができるのか」を知ってもらうことはもちろん、すでに持っている大人の方には「いままで何回国政選挙を経験したのか」を表示することで、自らの選挙権について見つめ直してほしいと考えました。トップページにかぶせて表示することで目立つように配置しています。 また、制作期間中に「仙台市議会議員選挙」が行われたため、私たち自身が街頭に出向き、普段はあまり意識しない選挙を、詳しくリポートしました。選挙についてあまり知らない人にもわかりやすいよう、写真を多く用い、わかりやすく説明することを心がけています。 このサイトを見ることで、選挙についての理解を深めていただき、投票に進んで足を運んでいただけたらと考えています。
最終審査員 高橋 邦夫 (学校法人高橋学園 千葉学芸高等学校 理事長・校長)
公職選挙法の改正というタイミングをとらえ、社会的にニーズの高い分野の教材です。歴史的経過や世界との比較など、選挙権についての基本的理解に役立つ内容や、選挙運動や投票など選挙権の行使に関する具体的な活動がわかる内容など、よく調べられた多様な情報が盛り込まれています。サイト全体の一覧性を高めるよう、何を伝えたいのかを吟味して、各種情報をバランスよく配置することを心がけると良いと思います。