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制作者による作品紹介
本作品は、校区内にある古墳について、多くの人に知ってもらうために作ったものです。 私たちの校区内には四国最大の富田茶臼山古墳をはじめとする多くの古墳や、古墳時代の多くの貴重な資料が残っています。しかし、このことを知っているのは専門家の人たちぐらいです。また、多くの人は古墳について学ぶ機会が少ないのも現状です。 そこで私たちは、少しでも多くの人に古墳について興味を持って知ってもらうため、プラスの面を中心に作ることにしました。 現地の人だからこそ伝えられえる情報や、学校の授業では習わない専門知識などを分かりやすく掲載しています。また、オリジナルキャラクターのハニーと専門家の松田先生に教えてもらう授業形式をとっているので、一緒に探検しているかのような楽しさも含ませています。ハニーは、埴輪の形を見るだけでもわかるような形にして可愛くするなど、小さな子供からお年寄りまで幅広い年代で楽しめるようになっています。 メンバーと限られた時間の中でのコミュニケーションを大切にし、案を学年関係なく出し合いました。期待と不安、前回の作品とのプレッシャーと戦いながらでしたが、なんとか完成しました。今ではとても心に残る作品です。この作品を見て一人でも多くの人が古墳に興味を持ち、知ってもらえるものになればいいなと思います。
最終審査員 原 克彦 (目白大学 社会学部 メディア表現学科 教授)
地元にある富田茶臼山古墳を多くの人に知ってもらうために、自分たちの五感を使って詳しく調べ、メンバーが協力して作り上げた様子が伝わってくる作品です。埴輪のキャラクターと一緒に学ぶ工夫をはじめ、自分たちで撮影した写真とそれに対する説明、統一されたデザイン、音声による解説など分かり易く使いやすい内容に仕上がっています。身近なものを多くの人に紹介する苦労や楽しさを今後の活動に活かしてください。