最終審査員 榎本 竜二
(東京女子体育大学 准教授)
「チョコレートゲーム」という名前を見ると一瞬何かと思いますが、ある問題の解き方であることがわかり、強い興味がわきます。理論的になりがちなものなのに話の進め方もわかりやすく、見せ方も工夫され、数学が苦手な人でも概要が理解できると思います。画面上でも実際にゲームを遊ぶことができるのはもちろんですが、もう一つ紹介されている石取りゲームも、実際に紙や物を並べてゲームとして友だち同士で考える学習にも使えるのがよいところです。ただ、そういった学習の提案やワークシートなど、閲覧者に対する学習環境を用意したり、さらに容易な問題解決の紹介などがあれば、もっとよかったと思います。
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