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制作者による作品紹介
古くから言い伝えられ、中学受験などでも必ず目にする「ことわざ」。しかし、現代では大人でさえも、ことわざの意味を間違えて捉えていたり、日常生活で正しく仕えていなかったりという光景が見られます。 このサイトは、より多くの人にことわざに関心を持ってもらい、それを正しく理解・使用してもらえるようになることを目的としています。このサイトは大きく「ことわざ60選」、「四コマ用例」、「正しく使おう」、「海外おもしろことわざ」、「日英ことわざ比較」、「学習コンテンツ」の6つの項目に分かれています。まず「ことわざ60選」では中学受験に頻出することわざを60個厳選し、それぞれの意味・類義語・対義語・現代版ことわざ・イラスト解説を掲載しています。 この中で私たちが最も力を入れたのは現代版ことわざで、既存のことわざを現代の子供たちにもわかりやすいようにオリジナルに制作したものです。ことわざには古い歴史があり、その分昔の文化を反映したものも多く、たとえば「瓢箪から駒」と言われても、瓢箪も駒も何かわからないという人も少なくありません。このサイトを通して、現代でもことわざにより親近感や馴染みやすさを抱いてもらえるようにと施した工夫です。次に「四コマ用例」では、それぞれのことわざが使われるシチュエーションを想定して、メンバーで演じたものを四コママンガ風にまとめました。 ことわざの意味は辞書で引けばいつでも見られますが、それを日常生活の上でいつどのように使えばいいのかなどは例文を見てもわかりにくいため、それをもっと楽しく学んでもらうことができるように制作しました。他にも「海外おもしろことわざ」では世界のことわざを紹介したり、「日英ことわざ比較」では日本語と英語で同義のことわざを比較してみたり、日本語のみに留まらず、世界中のことわざに興味を持ってもらえるようなサイトになっています。また「学習コンテンツ」ではオフラインで遊べるカードゲームやワークシートなど、本サイトオリジナルのコンテンツが多く含まれています。このサイトを通して、ことわざにより関心を持ってもらい、正しく活用できるようになってもらえれば幸いです。
最終審査員 高橋 邦夫 (学校法人高橋学園 千葉学芸高等学校 理事長・校長)
諺について、古典的なものと現代版を対比させたり、海外の諺を扱うなど、多様な切り口で楽しく学習が進められます。随所に読みやすさへの工夫があり、読者への配慮が感じられるサイトです。マーケティング活動を通じて得られた助言をもとに丁寧に改善を重ねた誠実な姿勢にも好感を持ちました。4コマ漫画の表現は、日本語版では縦配列、英語版では横配列と工夫していますが、横配列のほうがWebブラウザ上では分かりやすそうです。