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制作者による作品紹介
私たちは、工業高校で情報技術について勉強しています。マルチメディアに関する授業の中で、音の分野についても学ぶ機会があり、音が波形で表現されることに興味を持ちました。そこで、産まれたころから耳にしていた音や普段聞いている音楽について調べることを通して授業で習ったことの理解をより深め、さらに新たな知識を身に付けるためにこのコンテストに参加して紹介をしようと思いました。 私たちのWebページは、「音のカタチ」です。音についての現象を同年代の人たちにも分かりやすいように実際の音が聞け、映像や図、アニメーション付きで解説をしたりすることで「音」を「カタチ」として体感することができます。これまでの授業で習ってきた情報技術に関する知識や技術を生かして、楽しみながら学べるサイトを目指しました。Webページで使用している音は、すべて自分たちで録音したり、C言語のプログラミングで作成したオリジナルです。そして、それらの音を波形やグラフにして視覚的に表現したり、音の仕組みについてもできるだけわかりやすく解説しています。実験のページでは、音声や部活動の様子、工業高校ならではの実習用機械などの音を録音して分析しています。各ページは、オリジナルの図や映像、写真付きで説明することで、楽しく見てもらえる工夫をしました。さらに、キーボードでピアノが弾けるようなアプリケーションなど学習の合間に楽しく遊べるページも作成しました。 Webサイト構成は、左側にメニューリストを表示し、学習の内容がいつでも一覧で表示されるようにしています。学習項目が探しやすいよう配色にも気をつけ、基本から順番に、興味のある項目を選んで学習できるように、使いやすさにも工夫をしました。ぜひ、私たちのサイトで「音のカタチ」を楽しんでください!
最終審査員 高橋 邦夫 (学校法人高橋学園 千葉学芸高等学校 理事長・校長)
音に関する様々な情報を掲載しています。解説の部分は、程よい難易度で記述されており、イラストや動画も含め、読みやすく工夫されています。音の分解・解析の部分では、さまざまな音の波形とスペクトルを載せましたが、アルトサックスの音には丁寧な分析評価が添えられていました。ほかの音のデータにも分析評価を記述するとよいと思います。