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制作者による作品紹介
このWebサイトは、近年のスマートフォンの普及を背景としたインターネット犯罪の増加に危機感を感じた私たちが作成したもので、利用者がインターネット犯罪の脅威、危険性、それについての対策、さらにはインターネットを利用する上で気を付けるべきことを深く理解するためのものです。 中高生を主な対象としていますが、日常でインターネットを使い慣れていない方も利用することができるサイトになるよう意識しました。したがってイラストや文章の”分かりやすさ”にこだわったり、難しいと思われる単語には解説を組み込んだりといった様々な工夫を施してあります。こうすることで、より易しく、深い理解に導くことができるようになっています。『学ぶ』ページでは多岐にわたるカテゴリから自分の学びたいものから順にインターネット犯罪やインターネットの危険性を学習することができ、『復習』ページで確認、兼ねては自分の意見を述べるアウトプット作業をすることで確実な知識の定着を図っています。そして『ゲーム』ページで、利用者が参加することができるキャラクター討論を用い、日常での応用力を身につけることができるようになっています。このサイトではこうしたプロセスを踏むことによって、利用者が高い”インターネットリテラシー”を携えることを目標としているのです。 未来に様々な可能性を残している「インターネット」。便利に、そして気軽に利用できるようになったこの世の中であるからこそ、この「インターネットの犯罪、危険性」という問題を身近なものと捉えて考えるべきです。このWebサイトにはそんな私たちの考えが包含されています。
最終審査員 榎本 竜二 (東京女子体育大学 准教授)
ネットのトラブルに対して広範囲に調べ、網羅しています。それぞれに対応した説明の図解も添えられ、わかりやすくする工夫がされています。メニューも整理されていて、項目別に読み進むのが楽に行えます。カテゴリの最後に必ず「まとめ」があるのも、学んできたことの振り返りになるので助かります。ただ、それぞれの項目について独自の考察が無いのが残念です。同じ世代の利用者としての視点が欲しかったところです。