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制作者による作品紹介
「たぬきが教える図形の基本」は、中学校2年生の数学の時間に習う「図形と証明」をテーマにして作ったものです。 数学が苦手な私たちは、少しでも分かりやすく合同条件や図形を説明しようと話し合いました。特に証明は、合同条件などがあり分かりにくいので、アニメーションやインパクトのある絵や説明をつけて、記憶に残りやすくなるようにと話し合いました。数学が苦手な私たちだからこそ分かる数学の難しさの部分があると思うので、そのことを意識しながら、基本的な部分から少しずつ作成しました。作成した後も、自分たちが見て分かりにくいと思ったところを、長い時間かけて話し合いを重ねて、より分かりやすく改良していきました。ページも目立つようなデザインにしました。また、「豆知識」を追加したことで、図形は何に応用されているのか少し知ることができるようになりました。 メンバーとの頻繁なコミュニケーションでお互いの距離がだんだんと縮まっていきました。そのことからも、この作品はとても私たちの思い出に残る作品に仕上がりました。作品が完成して一番うれしかったのは、自分たちがはじめ思っていたより、よく図形のことが分かり、はじめに想像していたイメージより、ページがシンプルで分かりやすくできたことです。 はじめは、本当に私たちで作ることができるか不安でしたが、何とか完成しました。そして、今ではとても心に残る作品になりました。この作品を見て、一人でも多くの人が、図形のことを分かってくださればいいなと思っています。
最終審査員 石原 一彦 (岐阜聖徳学園大学 教育学部 教授)
フラッシュによる図形の動きをうまく使って、図形に関するわかりやすいコンテンツに仕上げています。コンテンツを見るだけで、図形の基礎的な学習ができるので、授業の予習や反転授業にも使える教材となっています。確認のための練習問題も用意され、学習者への配慮が見られます。また、豆知識は興味関心を喚起する上で有効であると考えられます。