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制作者による作品紹介
私達中学3年生のひと夏の活動を記録に残そうと思い、ホームページを作ろうと思いました。去年から風洞を作り、風力発電機を作って実験していますが、今年はより効率的な風車を作り、その過程を他の中学生の皆さんに紹介することで、15歳の中学生でも手軽に自然エネルギーを生み出せることを証明しようと考えました。 この風力発電には、まず、ハブダイナモという自転車用発電機を購入します。1つ2000円くらいでネット注文で簡単に入手できます。後は、羽根の工夫をどうするかが腕の見せ所です。学校周辺の風の少ない場所で設置することを考えると、風力発電所の大型風車の羽根の形状をまねてもダメです。低風速で動かすためには受風面積の大きい形状が良いのですが、高風速になると、強度が問題になります。このようなことを、試行錯誤していくうちに最適な風車が出来上がります。 この過程を是非皆さんにも味わって頂きたいと思ってやみません。もし、興味がありましたら、学校に連絡をお願いします。質問や協力、アドバイスなど何でもOKです。最後に、webコンテストに挑戦することにより、学校では学べない「パソコンスキル」を学ぶことができました。皆様も、自由研究や課題研究の成果を他の中学生に紹介してみることをお勧めします。
最終審査員 原 克彦 (目白大学 社会学部 教授)
チームで実際に制作に取り組み、開発、改善のプロセスを含めた研究内容が手順を追って分かりやすく丁寧に、しかもデザイン性の高いWebに整理されています。科学や科学技術の成果の紹介や理論的な学習だけでなく、ブログによる情報提供や半田による溶接方法など制作過程等の多様な情報が提供されている点や、審査の過程で提案された改善点への取り組みなども高く評価できます。この研究で得た体験を今後の活動に活かしてください。