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制作者による作品紹介
「生物毒研究所」はその名の通り、生物が分泌する「毒」について深く追究したホームページです。「生物毒」と聞いても日常生活にあまり縁がなく、想像しにくいと思います。しかし、私たちの身の回りにはハチやクラゲなど毒をもった生物が数えきれないほどたくさんいます。日常で縁がないと思われているけれども意外と身近にある「毒」についてよく学ぶことができるサイトです。具体的なコンテンツとしてまず、人はなぜ、どのようにして毒の被害にあうのかをまとめた「生物毒とは?」という項目です。どのような毒がどのようにして人を苦しめるのか、わかりやすく表現しました。そして次にあげるのが「毒が薬に?」という項目です。人を苦しめ、時には死に陥れる毒。しかしその毒を利用して人の命を救う薬を作ることができるという素晴らしい事実を伝えます。そして「生物毒図鑑」ですが、これは海水浴や山登りなどレジャーの際に遭遇することのある毒をもった生物について取り上げた図鑑です。その毒に侵されるとどうなるか、どのような対処法が有効かを細かく記しています。ほかにもこの学びを楽しみながら深めることができる「ゲーム・クイズ」、「ワークシート」などのコンテンツもあります。わかりやすいシンプルな作りとなっています。
最終審査員 吉川 厚 (教育測定研究所 主席研究員)
意外な話題の面白さがあり、動植物を別の見方で見る視点を出していると思います。 まとめ方も整理されていますが、難しい情報を扱っているので、例えば専門的な毒や薬などの用語は外部リンクを張るなどしてこのサイトに来ると学びが完結するようにするとよりよくなるでしょう。