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制作者による作品紹介
私たちは、以前から保存食に興味がありました。身近に存在していて、何も疑問も持つことなく食べている保存食。先人たちが何百年もかけて築き上げてきた文化ということを再認識したいという私たちの想いが込められています。食べ物を長期保存できるようになるだけではなく、旨味も増す保存食。普通、食品というのは新鮮であればあるほどおいしいはず。なのに、保存食は保存すればするほどおいしくなるものまであります。その不思議な原理や、種類などを今回は紹介しようと取り組みを始めました。しかし、保存食に関する知識の分野はとても広く、中学生や高校生に理解してもらえるように噛み砕くのがとても苦労しました。ですから、分かりやすいように分野をまとめて公開してあります。日本だけでなく、世界の保存食も調査しました。また、昔からの保存食に関する知識だけではなく、新しい技術で食品を保存できるようになってきていますから、あたらしい保存食の仕組みも紹介しています。クイズやQ&A も設けることによって、より深く学んでいただけるよう に工夫もしました。当たり前だからこそ深く知ろうとしなかった保存食。このサイトを通して、興味を持ってもらえたらと思います。
最終審査員 山西 潤一 (富山大学 人間発達科学部 教授)
さまざまな保存食について興味深く学習できる内容になっています。 文字だけではなく写真や図が適切に配置され、学習者に大変わかり易くまとめられています。コンテンツ全体の色調も統一感があり評価できます。また、実際に保存食づくりに取り組み、その作り方が、写真のみならず食感を表現するなど、学習者の興味関心を大変高める内容になっています。学習コンテンツとして実用性の高い作品です。