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制作者による作品紹介
急速に遺伝子の知識が深まりつつある現代、私たちはより遺伝子について知っていなくてはなりません。 このサイトは、「遺伝子」という視点から見た「医療」を中心に取り扱っています。よりスムーズに理解を深めていただくために、三つのジャンルに区分しました。 ・D「DNAとタンパク質」の分野では、DNAの働きのひとつであるタンパク質合成の流れを説明します。DNAが"生命の設計図"と言われる理由でもあり、生物に必須な働きです。 ・「DNAの複製」の分野では、DNAのもうひとつの働きであるDNAのコピーの流れを紹介します。"遺伝情報を伝える"、という重要な役割です。 ・「DNA応用編」の分野では、DNA関連の話をまとめました。 DNAの寿命やエピジェネティックス、新しい技術などを取り扱っています。 ・「遺伝子治療」の分野では、分子生物学の発展によって広がった医療の世界を取り扱います。どのようなことが現実として行われているのか、どのようなことが課題としてあるのか、などの内容になっています。 ・「iPS細胞」の分野では、今現在研究が行われているiPS細胞を紹介しています。 どのような性質を持っているのか、どのような点が優れているのか、どのような目的の研究がなされているのか、などの内容になっています。 京都大学の山中教授のノーベル賞受賞で、「iPS細胞」が話題となり、いよいよ医療現場への応用の可能性が高まってきました。これからの時代、我々一般人もこのような分野に関心を持たなくてはなりません。遺伝子治療の波は間近に迫っています。
最終審査員 榎本 竜二 (東京女子体育大学 准教授)
落ち着いたデザインで、読み進むためのナビゲーションもしっかりしています。話の切れ目に改行が入り、文章の読みやすさにも考慮しています。細部がつぶれ気味の小さい画像は、Flashを使って拡大操作ができるように工夫されています。iPS細胞や遺伝子と保険の問題など、教科書の範囲を超えて知りたい要求にもきちんと応えています。やさしく説明する努力は感じられるのですが全体的に難易度が高いので、何かで例えるなど、さらなる平易な解説を心がけていって下さい。