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制作者による作品紹介
一昨年、小惑星イトカワから岩石の微粒子を持ち帰って話題となった「はやぶさ」は、そのプロジェクトの様子が次々と映画化されるなど、話題になりました。また、スペースシャトルから見下ろしたオーロラの生中継番組もありました。今では宇宙に関する話題に事欠きません。 ところで、このイトカワという小惑星の名前は日本のロケット開発の父・糸川英夫博士にちなんだものだそうです。現在に至るまでの日本の宇宙開発には、先人のどのような苦労があったのでしょうか? このサイトは、 ・日本の宇宙開発史・・・ペンシルロケットから現在に至る日本のロケット開発史 ・はやぶさ・・・・・・・話題となった探査機のプロジェクトの紹介 ・今後の宇宙開発・・・・現在動き出しているプロジェクトの紹介 の3本立てで、近年著しい発展を遂げている日本の宇宙開発について学べる内容になっています。 サイトの構成は、中学生でも理解しやすいように、宇宙について興味を持っている「宙子」、地元で有名なプラネタリウム館長の「博士」、博士が開発したロボットの「ロボたん」、以上3人の対話形式で進めていきます。 宇宙開発、ロケット、・・・というとスケールが大きすぎて、つい敬遠してしまいますが、私たちはわかりやすいサイト作りを目指しました。
最終審査員 五藤 博義 (レデックス株式会社 代表取締役)
日本のロケット開発を中心に、宇宙開拓について学べるサイトです。博士と宙子(そらこ)の二人の会話と、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が提供する多数の写真で、どんどん読み進めていくことができます。ただ、学習内容が直線的な流れに終始するので、読み返す時に苦労します。伝えたい内容をまとめる段階から、読者が学習する場面を考えて、それに適した構造や表現にする段階に進められるとさらによい教材になると思います。