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制作者による作品紹介
私たちの生活を支える上でもはや欠かすことのできないものとなっている「文字」の歴史について調べ、まとめました。大きな流れを体系的にまとめた「歴史」、100種近くに及ぶ文字の歴史を簡単にまとめた「文字事典」、現在の文字の問題点と将来についてまとめた「課題と未来」、文字の歴史にまつわる興味深い話をいくつか取り上げた「コラム」4のページにわかれています。「歴史」のページでは、最初の文字はどのようにして生まれたのかということ・文字が発達するとはどういうことなのかということの2点に着目して歴史の流れを追いました。「文字事典」では、記述は簡潔にして、より多くの文字を取り上げることを目指し、また検索の方法を50音順検索と地域検索の2種類に分けて、より探しやすくなるようにしました。「課題と未来」では現代の文字が抱えている問題点をあきらかにし、これからの文字の未来を一般的な見解をもとにまとめています。「コラム」では、文字の歴史に関するこぼれ話や、現在のわたしたちとの関連性について箇条書きのようにいくつか取り上げました。文字の歴史を見つめることで私たちの書いている文字の大切さもアピールして、文字を守ろうという啓発もしています。全体として情報量が多いのが特徴だと思っています。
最終審査員 山西 潤一 (富山大学 人間発達科学部 教授)
文字の歴史について様々な内容を調べ、興味深くまとめてある点は評価できます。ただ、内容の深さが項目によって異なり、もう少し一貫性をもたせると更に良くなると思います。また、引用された部分が多いように思われますので、箇所ごとに引用を明確にされたほうがいいでしょう。サイトデザインは統一感があり大変スタイリッシュに作られていると思います。