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制作者による作品紹介
3月11日に発生した東日本大震災は原子力発電の危険性を私たちの身に痛感させました。今もまだ、私たちの生活に影響を与え続けている原子力発電の代わりになるものはないのか思いました。そして、原子力発電に代わり、これからの未来の電力を供給していくことになる発電について知りたいと考えました。また、夏には計画節電があり、近年CO2の増加の問題が話題になっています。このことも配慮し、これから目指されるべき発電方法は、再生可能エネルギーと呼ばれる、自然にやさしい発電です。これらの流れから、私たちは再生可能エネルギーについて調べてみました。 すると、調べる内に、私たちが知っているようであまりよく知らなかった事がわかってきました。この再生可能エネルギーを使った発電方法について、私たちのように知らなかった人たちに伝えたいと考え、紹介しようと考えました。 そこで、私たちはRenerging(Renewable energying)を立ち上げ、自然にやさしくコストの面でも両立できる発電方法について調査しました。調査する発電方法は、数ある中から簡易に利用できるものやこれから活躍できるものとして、CO2の排出がなくどこにでも設置できる太陽光発電、発電効率の良い風力発電、CO2の排出量を抑えコストの低下を実現したバイオマス発電に的を絞り調査しました。調査内容としては、それぞれの発電の仕組みや発電効率やコスト、将来性などです。 これらについて、直感的にも視覚的にもわかりやすく学べるサイトということを意識してこのサイトは作られています。
最終審査員 山西 潤一 (富山大学 人間発達科学部 教授)
再生可能エネルギーについて考えて欲しいという意図での造語「Renerging」は分かりにくいです。問題意識は評価でき、内容もよく調べられていますが、全体的に学習者に分かりやすくする工夫が求められます。特にアニメーション部分はこのままでは分かりにくいので、解説と合わせるような工夫が必要でしょう。サイトのデザインについても、表現に統一性を持たせるとより良くなると思います。