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制作者による作品紹介
2011年3月11日に起こった東日本大震災によって福島第一原発で事故が発生。その後、原発から放射能が漏れ出したという東京電力の会見がありました。 それ以降、人々は、目に見えない放射線や放射能に対して不安を感じ、身を守るための方法を知りたがるようになりました。テレビや新聞、インターネットなどのメディアには様々な情報があふれ、中には誤ったものや風評被害につながるものなどもあります。そこで私たちは、様々な資料を集め、また実験や観察などを通じて自分たちが理解を進めながら、放射線のことを全く知らない人でも理解できるようなサイト作りを目指しました。 このサイトでは、放射線とはどんなものか、私たちの生活とどのように関わっているのか、身を守るにはどうしたらいいか、といったことをわかりやすく紹介しています。 サイト構成は、以下の通りです。 「放射線とは?」放射線とはどのようなものなのか、種類や特性を学びます。「放射線と放射能」ニュースでよく聞くベクレルやシーベルトなどの単位の意味、放射線の出るしくみ、半減期などについて学びます。「人間と放射線」ここでは人間と放射線の関わりについて説明しています。放射線は人間にどんな影響を与えるのか、またどのように利用しているのか、なども学びます。 「福島の事故」福島第一原発後を生き抜くための放射線知識をQ&A形式でまとめました。放射能による汚染の実態、健康への影響、被ばくを減らすために日常で気をつけるべき事など、あちこちで発表されているものをまとめました。この部分は、現在進行形なので、今後も更新を続ける必要があります。 放射線が目に見えないからといって、むやみに恐れて過剰に対応するのではなく、安全で安心できる生活を送れるように、このサイトが役立てば幸いです。
最終審査員 吉川 厚 (株式会社教育測定研究所 主席研究員)
作品のねらいの中に誤った情報が多いのでという主旨があるので、このサイトの情報が正しいのだというために出展を明記したりと、ねらいにそって補強することも、地道ですけれども大切な事だと思います。WEBですと派手になりがちですが、ねらいとの兼ね合いは大切です。