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制作者による作品紹介
放射線と聞いて何を思い浮かべるでしょうか? 日本人にとって放射線と聞くと広島・長崎に投下された原子爆弾や、東海村の臨界事故といった放射線の人体に対する悪いイメージを思い浮かべる人が大半です。今年は東北大震災による福島第一原子力発電所の事故で放射線が注目される年となりました。 もちろん放射線には人体に悪影響を与えるような一面があります。しかし、放射線は身の回りに役立てられている一面も持つことをご存知ですか?放射線は、車のタイヤやガンの治療、環境問題の解決などわたしたちの日常生活に大きく貢献している面も多くあります。私たちは震災の約一年前である2010年度から、学校で開かれているSPP(サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト)に参加し、放射線ついて学んできました。主に放射線の人体への影響と利用について学び、放射線の利用法などを研究している高崎量子応用研究所へ見学に行き、さらに詳しく利用方法について学、実際に放射線を使って実験もしてきました。 このサイトを通して私たちは放射線についての正しい知識を提供し、ただ色眼鏡で見てむやみに恐れるのではなく、人体にとって何が悪影響を与えるのか、何が役立つのかなど、相手を知ると共に「放射線の正しい怖がり方」ができる手助けになればいいと思っています。
最終審査員 高橋 邦夫 (学校法人高橋学園 千葉学芸高等学校 校長)
『誰でも「見やすくわかりやすいサイト」』がおおむね実現できており、使いやすく仕上がっています。 内容の深さ、広がりも適度です。発展的学習のための参考文献等へのリンク集などもあるとさらによいと思います。