PRESS RELEASE
2001年9月27日 

 報道関係者各位

ThinkQuest 日本プログラム推進委員会


教材Webページコンテスト ThinkQuest@JAPAN 2001

最も優秀な作品、「文部科学大臣奨励賞」受賞チームは、
「海外体験学習プログラム」または
「シンガポールでのITトレーニングプログラム」にご招待!

ファイナリストチームに「汎用JPドメイン名」を贈呈


 ThinkQuest@JAPAN は、1996年に米国でスタートした中学生・高校生のための教材Webページコンテスト ThinkQuest の日本語版です。参加者の応募区分は「中学生・高校生の部」と「大学生・社会人の部」の二つがあり、いずれも2〜3名で一つのチームを作り、約半年の間にWeb作品を制作します。
 制作する作品のトピックは自由ですが、他の中学生・高校生などの学習教材として利用できる内容であることが条件です。大学生・社会人の場合は、これに加えて大学生や教員を利用対象とした作品でも提出できます。
 また、じっくりと一つのテーマに取り組み、作品をさらに深めたい、という参加者のために、前年度の応募作品にさらに改良を加え今年度プログラムに再応募することもできます。

 提出された作品は、その作品の教育的な価値のみならず、制作過程において、メンバーがいかに協力し合えたか、作品の PR を行い、利用者を増やす活動がいかにできたか、また見る側からも情報を送れるような、双方向性のある Webページに工夫されているかどうか、などが評価されます。

 審査は3段階で行われ、2次審査通過チームについては、審査員のアドバイスをを参考に、作品にさらに改良を加えて最終審査を受けることができます。また ThinkQuest ではプレゼンテーション能力も重要であると考え、同じく第2次審査通過チームには、作品の内容や、メンバーが各々果たした役割などを、ビデオテープに収録して提出して頂きます。

 最終審査の結果、「中学生・高校生の部」「大学生・社会人の部」の各部門について上位10チームがファイナリストとして選ばれ、東京にて開催される授賞式に招待されます。最も優秀な作品1点には「文部科学大臣奨励賞」を授与し、副賞として「海外体験学習プログラム」または「シンガポールでの IT トレーニング研修プログラム」にご招待いたします。また、すべてのファイナリストチームに対して、「汎用JPドメイン名」が贈呈されます。

 ThinkQuest の作品制作活動は、自分の興味あるテーマに基づいて、チーム作りを行い、各メンバーの得意分野を活かしながら、情報収集を行い、Webサイト(教材)を作り、さらにはそれを多くの利用者に使ってもらえるよう PR していく、という一連の流れを指しています。これは、企業が一つの製品を作り、宣伝して販売していくという「プロダクト管理サイクル」のトレーニングであるとも言えます。

 第4回目を迎える ThinkQuest@JAPAN 2001 にはこれまで以上に多くの方々に参加をしていただければと思っております。ThinkQuest@JAPAN は、日本国内のみならず、日本国外で生活している日本人、および日本語を学習している人々にも参加できる、国際的なコンテストを目指しています。
 また、チームメンバーは必ずしも同じ学校や同じ国である必要はありません。自分が組みたい相手の興味分野、得意分野、使用できるパソコン周辺機器などの条件で相手を探すことのできるデータベース(チームメーカーデータベース)や、このコンテストへの参加に関心のある人たちの情報交換の場としてメーリングリストも用意しています。

 詳しくは下記のURLへアクセスしてください。

 【募集要項】
  http://thinkquest.jp/tqj2001/0_1.html
 【コンテストのスケジュール】
  http://thinkquest.jp/tqj2001/0_2.html
 【ThinkQuest@JAPAN 2001 コンテストルール】 
  http://thinkquest.jp/tqj2001/1_1.html

以上  

ThinkQuest(シンククエスト)について

■ ThinkQuest Internet Challenge について

 ThinkQuest Internet Challenge は、1996年に米国で始まった、教材Webページ制作のコンテストです。2〜3名の中・高校生が一つのチームを組み、半年〜1年かけて Web作品(英語)を制作します。制作する作品は、世界中で教材として活用される内容であることが条件となります。応募部門は、「科学・数学」「芸術・文学」「社会科学」「スポーツ・保健」「学際(複数の学問分野にまたがるもの)」の5部門です。


■ ThinkQuest@JAPAN(シンククエスト・アット・ジャパン)について

 ThinkQuest@JAPAN は、ThinkQuest の日本語版と言えるものです。「中学生・高校生の部」に加えて、「大学生・社会人の部」もあります。日本国内外にいる日本人、および、日本語を学習している人々が参加できる国際的なコンテストを目指しています。


■ 日本における ThinkQuest の推進体制

 日本では、次のような推進体制によって、「ThinkQuest への日本からの参加促進・支援」と「ThinkQuest@JAPAN の運営」を行っています。

 主催 ThinkQuest 日本プログラム推進委員会
 共催(財)インターネット協会(IAJapan)
 後援文部科学省、総務省、経済産業省(予定)、
全日本中学校長会、全国高等学校長協会、
日本私立中学高等学校連合会、(社)日本PTA全国協議会
 協力(財)科学技術教育協会(FEST)
(財)コンピュータ教育開発センター(CEC)
(社)日本教育工学振興会(JAPET)
(社)日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)
(社)日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)
情報コミュニケーション教育研究会(ICTE)
教育とコンピュータ利用会(ACE)
不思議ネット研究協議会
早稲田IT教育研究所ジェリック
WIDEプロジェクト
 協賛株式会社アイエスエイ
株式会社インプレス
NTTコミュニケーションズ株式会社
グローバルコモンズ株式会社
東京書籍株式会社
日本文教出版株式会社
株式会社日本レジストリサービス
株式会社不思議ネットワーク



お問い合わせ先

シンククエスト事務局
e-mail:sec@thinkquest.jp
東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿ビル7F
Tel:03-3204-8104 Fax:03-3202-2414
Web site http://thinkquest.jp/